速く走るモーターカーを作るため、モーターを速く回す方法を考えました。
子どもたちは、「電池の数を増やせば、電流の大きさが大きくなるからモーターは速く回る。」と予想しました。
そこで、1本でつなぐ時・2本の直列つなぎの時・2本の並列つなぎの時の3つのつなぎ方の速さを比較実験しました。
3つのつなぎ方を自分で試してモーターの回り方をくらべる子
友達と協力して、同時に3つをくらべる子達
プロペラに手を当てて風の強さでくらべる子
様々な方法で導き出された結果は、様々なものでした。
「これじゃあはっきりしない。」
「簡易検流計を使って電流の大きさを計りたい。」
そこで、簡易検流計を使って電流の大きさを測りました。
出てきた結果に子どもたちはびっくり。直列つなぎが値が大きく、1本の時と並列つなぎが同じ値です。
さらに、「並列つなぎの乾電池を1つとっても回る速さは、変わらないよ。」という発見があり、
納得していました。しかし、さらなる疑問が出てきました。
「何で並列つなぎは、電池を2本使っているのに1本の時と回る速さが同じなの?」
「並列つなぎは、無駄遣い!?」
次の理科が楽しみです。