学校教育目標「やさしさと強さをもった子」
重点目標「知る 考える 活かす」
令和7年度は、『子どもが安心安全に自分の力を伸ばすことができる学校』づくりを全職員で目指しています。このことを子どもたちへのメッセージに置き換えたものが、『学校は成長チャンスの宝箱 みんなで島三小をつくろう 今日が楽しみ 明日が楽しみ』です。
学校には、はじめて挑戦すること、おもしろそうなこと、難しそうなこと、大変そうなことなど、いろいろな学びがあります。また、優しそうな人、おもしろそうな人、厳しそうな人、気の合う人、気が合わない人、自分とは違ういろいろな人とも出会います。さらにいろいろな活動を通して、喜んだり、楽しんだり、残念がったり、悲しかったり、苦しかったりすることもあります。このような、様々な『人・もの・こと』に出会うために学校に来ているのだと考えます。さらに、子どもたちにとって、成功や成果だけでなく、困難や課題と思われるときも、成長のチャンスとなります。だからこそ、たくさんの人と関わり、様々な場や機会を経験してほしいと願っています。
学校が『成長チャンスの宝箱』となるための取組を2つ紹介します。1つ目は今年度の重点目標を「知る 考える 活かす」としました。これは教育活動のプロセスを示しています。子どもたちが興味をもちねばり強く取り組めるように教育活動の中身を工夫するとともに、この「知る 考える 活かす」のプロセスを子どもと教師が共有しながら、子どもたちの活動の様子を捉えて働きかけ、成長を支えていきます。
2つ目は、複数職員による学年サポート体制です。学年の担任2名が協力して学年児童全体を育てる体制をすすめています。さらに学校担任職員や学習支援員等が各学年の授業や活動に入ることで、複数の職員によるサポート体制をつくっています。学年全体で一緒に活動を進める機会を増やし、担任が指導や授業を入れ替わって行うなど、学年サポート体制が充実できるようにしていきたいと考えています。学年全体を基盤として、複数の職員が、児童の様子を捉えて理解共有しながら、よりよい学習環境を整えていくようにします。
島田市立島田第三小学校長